大阪市環境経営推進協議会
事業者による「環境経営」実現のサポートを致します。



事業・活動内容
大阪市環境経営推進協議会はこんな事業を行います。



平成30年度活動計画


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平成30年度の活動
第4回セミナー 2019年6月18日(火)
東成地域部会 2019年3月28日(木)
第3回セミナー 2019年3月25日(月)
淀川地域部会 2019年3月14日(木)
第2回視察研修会 2019年1月22日(火)
第2回セミナー 2018年12月11日(火)
第1回視察研修会 2018年12月5日(水)
第1回セミナー 2018年9月26日(水)
第1回企画委員会 2018年7月9日(月)
通常総会・講演会・交流会 2018年6月28日(木)
第1回理事会 2018年5月9日(水)
   




●第4回セミナー
『石綿飛散防止対策(改正大気汚染防止法)』
『プラスチックフリーな生活を目指して』

 令和元年6月18日(火)天満橋のドーンセンターにおいて、改正大気汚染防止法に よる石綿(アスベスト)に関する規制と、プラスチックごみによる海洋汚染の問題を 取り上げたセミナーを行いました。(参加28名)

●講演 「石綿飛散防止対策(改正大気汚染防止法)と大阪市の規制指導について」
    大阪市環境局環境管理部環境管理課東部環境保全監視グループ 上口 浩幸氏


上口氏

 1970年代に石綿(アスベスト)の人体への有害性や環境への飛散が問題となり規制が始まり、 平成18年には石綿の製造・使用の中止にまでなったこと、人体へ吸い込んだ場合、15年から40年の潜伏期間を 経て肺がんや悪性中皮腫を引き起こすことなどの説明に始まり、平成26年6月の大気汚染防止法の改正により、 従来の解体等工事の施工者の届出義務が工事の発注者又は自主施工者になっていることを詳しく話していただきました。
 発注者(建物所有者)が事前調査を実施すること、その書面様式、結果の掲示など、豊富な現場写真や図を 用いての説明は、事後のアンケートでも 「石綿については今後解体作業が伴う工事が予定されているので、注意して理解したいと考えておりました。 対策方法が色々とある事を知る事が出来て良かったと思います。」「大防法の石綿対策が解り易くまとめられていた。 また法と条例の相関も解り易かった。」などと非常に事業者様にとって有意義なセミナーとなりました

●講演「災害時にアスベストを飛散させないために」
    大阪市環境局環境管理部環境管理課環境保全対策グループ 南谷 吉彦氏


南谷氏

 昨年6月の北大阪地震やその後の台風で建物が倒壊する被害も多く発生しました。 今後、石綿の飛散による周辺の住民への健康被害を防ぐために平時の対応や災害発生時の対応を説明していただきました。
 特に1980年以前に建てられた建築物、3階以上の鉄骨造、調理室や浴室、乾燥室、ボイラー室などを 調査して早めに除去をしておくこと、災害発生時は、ビニールシートなどによる飛散防止措置や 立ち入り禁止など速やかな対策が必要なことと、大阪府内の各地の大気に対する問い合わせ先の 電話番号付きリストを配布していただきました。

●講演「プラスチックフリーな生活をめざして」
    環境カウンセラー         谷 美也子氏

 

谷氏

 プラスチックごみによる海洋汚染の流出の実態を各国別の実データを示され、特にアジア沿岸に多くのマイクロプラスチックの分布がみられることを話していただきました。 プラスチックの排出抑制や分別回収の徹底など、プラスチックとの賢い付き合い方を 推進している「プラスチック・スマート」キャンペーンを紹介され、参加企業のいろいろな 取り組みの事例を話していただきました。
 「取り組み内容について説明を受け重要性を再認識した。いろいろなアイデアで取り組んで おられることが興味深かった。」とアンケートも好評でした。

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●平成30年度東成地域部会
『見学会・総会・交流会』


TONE株式会社

 平成31年3月28日(木)東成地域部会の見学会、総会、意見交換会が開催されました。
 見学会は7名の参加でTONE蒲lの河内長野工場を見学させていただきました。 TONE蒲lは1938年(昭和13年)にプロ向け高級作業工具メーカーとして創立され、 機械・自動車向けプロ用作業工具、建築・土木・産業用動力工具及びトルク管理機器の 開発・製造・販売をされています。
 主な製品はナットを締めるレンチでどんなナットでも締める、締めきれないという課題を 必ず解決することでブランド力を拡大されています。河内長野工場は2012年に本社工場、 富田林工場の一部、品質保証部、営業企画部、開発センターを統合されたものです。 製品展示室ではTONEの全製品が展示され丁寧な説明を受けることができました。


 


見学会の後、17:30からKKRホテル大阪 6F「桐の間」において総会が行われました。
 第1号議案 平成29年度活動報告について
 第2号議案 平成29年度会計報告及び会計監査報告について
 第3号議案 平成30年度活動予定・収支予算(案)について
上記の議案について、異議なく可決されました。

 総会に引き続いて、意見交換会が開催され、最近の社会情勢や中小企業の 社会的責任などさまざまな話題で盛り上がり、会員相互の親睦も深まりました。 総会、意見交換会は8名の参加でした。 見学会から総会、意見交換会まで非常に有意義な時間を過ごすことができました。

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●第3回セミナー
『SDGs(持続可能な開発目標)』
 〜 環境からCSR、その先へ 〜


会場風景

 平成31年3月25日(月)梅田の総合生涯学習センターにおいて、SDGsを取り上げたセミナーを行いました。(参加26名)
 環境の課題も経済や社会の問題とは切り離せない、また環境分野での取り組みを通して、 経済や社会をよりよくしようという考えが広まり、また、こういった活動をする企業に価値を見出すESG投資と いった考え方も入ってきました。環境省でも、今回策定されました環境基本計画にもSDGsの考えを 取り入れる計画になっており、このセミナーを通じて、SDGsとは何かを考えるセミナーにいたしました。

●講演 『SDGs (持続可能な開発目標)』
     〜 環境からCSR、その先へ 〜
     環境カウンセラー、2Sf2C代表    花村 美保様


花村氏

 SDGsの考えに至るまでの歴史的経緯の話から始まり、地球サミットの5つの採択内容や 企業の社会的責任を問うCSRの波を経てESG経営やSDGsの考えに至って、人権が尊重され全ての人が 豊かさを感じるために必要とされる17の目標の説明になりました。
 環境省の発行するSDGs活用ガイドブックを紹介され、企業で行ういろいろな活動が、 この17の項目のいずれに該当するかの判断に具体的に当てはめることが出来る貴重な 参考書になることを説明されました。

●講演『SDGsを人権の視点から』
     環境カウンセラー         谷 美也子様

谷氏

 日本国憲法前文にある『全世界の人民がひとしく恐怖と欠乏から免かれ生存する権利を有する』は、 すなわちSDGsの精神であるとの話から、子供の「生きる・育つ・守られる・参加する」権利と いじめ問題、色々な〇〇ハラスメント、特に職場でのセクハラ、パワハラ・モラハラの具体的例など、 普段なかなか聞けない話となり、アンケートでも「分かりやすく身近なテーマで お話しいただき有難かったです。」などと好評でした。

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●平成30年度淀川地域部会
『見学会・総会・セミナー・交流会』



 協議会の地域部会活動として、淀川地域部会が活動しております。
 現在、淀川地域部会に所属する会員は22社であり、毎年、見学会や通常総会、 セミナー、交流会を開催しております。平成31年2月13日の理事会で諸行事を決定し、 3月14日に見学会・総会・セミナー・交流会を行いました。


 


見学会
 西区にある「津波・高潮ステーション」を訪問し、過去に発生した 大阪湾からの津波や高潮の被害の状況や、現在の防災施設による高潮対策を説明いただきました。
 まず、歴史的に大阪平野が出来る過程や、それ故に我々の住む町が海面より下にあることを教えられ、 室戸台風やジェーン台風による大きな被害の写真を見ました。高潮対策の説明では、巨大な鉄の扉の防潮扉の実物が展示され実際に手動で動作させて、緊急時に地域の水防団の活動を紹介されました。
 ダイナキューブ「津波災害体感シアター」では、左右前面の画像と振動する床面で津波の 恐ろしさを体験でき、また実際の大阪平野の航空写真を使ってそれぞれの場所で津波による 浸水の深さの予測値が表示され、自分の会社や自宅がどの程度の高さの津波が来るかを知ることが 出来、貴重な知識を得ることができました。

総会
 大阪市環境経営推進協議会事務局が司会を担当して開会を宣言、出席数及び委任状数、 現在の部会員総数の報告を行った。議長に、田岡化学工業滑~本部会長がなり、議事進行を行った。
 第1号  役員の選出について
   第2号  平成29年度活動報告について
 第3号  平成29年度収支決算報告及び会計監査報告について
 第4号  平成30年度活動予定・収支予算(案)について
審議した結果、いずれも質問もなく、異議なしの拍手で承認され、司会が閉会を宣言した。

セミナー
大阪環境カウンセラー協会の飯田哲也氏による「経営の環境の方向〜ESGとSDGs〜」の セミナーを行いました。日本の気候変動による亜熱帯化が進むにつれて気象災害も激化し 温暖化防止策を考慮する時代に入ったこと、また環境に配慮し社会貢献できるような仕組みや 概念を持った企業が、将来的にリスクが少ないと考え、E(環境)S(社会)G(統治)を企業価値と する投資家の考えや、地球上の誰一人として取り残さない持続可能な開発目標(SDGs)の 17の目標がそれぞれの会社で行っているエコアクション21などの活動のいずれかの目標に 該当していることを教えていただきました。

交流会
 ダイキン鰍フ白濱副部会長の開会あいさつの後、歓談に入り1時間半にわたりいろいろな話題で盛り上がりました。

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●第2回視察研修会
『世界のホンダの自動車製造ライン見学会』
  ≪ホンダ鈴鹿製作所 完成車組み立て工場≫

 
見学風景       集合写真

 平成31年1月22日(火)10時30分出発、バス車中で昼食を摂るという長旅で、 鈴鹿市のホンダ鈴鹿製作所見学会が実現しました。
 エンジンから完成車までの一貫生産を一直線に並んだ2階層の生産ラインで実現し、 また多車種同時生産が効率的に出来るモノづくりの最先端技術を見学いたしました。(参加43名)

 現在は2シフト制でNシリーズやフィットなどを製造しており、2チームに分かれた見学では 車体工場のプレスにはじまり溶接、塗装、車体組立、完成車検査までの長いラインの横で 実際の作業を間近で見させていただきました。

 


 また、広大な敷地をバスで周回見学する中で、ISO14001による環境マネジメントシステム、 廃棄物や有害化学物質の低減、大気汚染と水質汚濁の防止などのゼロエミッション活動、 新エネルギーの導入、工場周囲を植林で囲った故郷の森づくりなど 「環境にやさしい工場で、環境にやさしい製品を生む」という取組みを随所に見ることが出来ました。
 また、改善提案制度も盛んで、工程中に車体を傷付けないための外傷防止カバーは、 従業員の改善提案からの採用との話でした。
 お土産に全員N-シリーズの帽子をいただいて帰りました。

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●第2回セミナー
『今一度『地球温暖化』を学びなおそう!』


会場風景

 平成30年12月11日(火)14時から17時、天満橋ドーンセンター大会議室にて 第2回セミナーを開催しました。最近の異常気象を引き起こしている原因の一つである 地球温暖化について、今一度学び、現時点での温暖化対策の考え方や地球環境問題と して認識されてから温暖化の影響はどのように変遷してきたかを認識する有意義なセミナーでした。 (参加者28名)

●講演 「地球温暖化の現状と気象庁の取組み」
     大阪管区気象台気象防災部地球環境・海洋課
           地球温暖化情報官 楠田 雅紀氏


楠田氏

 一般の人には気象庁というと毎日天気予報をしていて、最近は気象予報士という言葉が 身近になってきた程度です。しかし、去年の台風、集中豪雨、竜巻などの被害で「これは尋常ではないな」 と感じた人は多かったと思います。これが異常気象というもので、避難情報や防災システムの見直しや効果 について今までとは違った考え方をしなければ生命・財産を守ることができない状況が生じることは間違いの ないものになってきました。このような気象状況はもはや異常ではなく通常と考えて適応する必要が生じています。
 気象庁では、気候変動に関する観測・監視・予測・研究を継続的に実施し、 その成果が適応策に役立てられるよう、取り組んでいること、現在と将来についてCO2の排出を このまま続けた場合、大阪の年平均気温は今世紀末、4.2℃上昇し真夏日、猛暑日の年間日数は、 現在の日本であまり例がないほどまで増加すること、雨の降らない日が多くなるとともに、 短時間の大雨の回数が増加する可能性があることなど、気候変動のリスクは産業・経済活動にも 影響を及ぼすことが理解できました。
 地球温暖化は、天気や生態系などの環境を中心として、あらゆる分野に大きな影響がでます。 気象台では、品質の高い大気の監視を続け、気候変動の影響を回避・軽減するように、 気象予測資料を提供されています。この資料は多くの分野で活用されることが期待されます。

●DVD鑑賞 「不都合な真実2 放置された地球」
 第79回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞、主題歌賞の2部門を受賞し、 ドキュメンタリー作品としては異例のヒットを記録した2006年製作の環境ドキュメンタリー 「不都合な真実」の第2弾。前作で地球環境問題の啓発に貢献したとしてノーベル平和賞を 受賞したアル・ゴア元アメリカ合衆国副大統領が地球温暖化へ警鐘を鳴らした前作から 10年の時を経た地球の「現実」を見ることができました。
 10年前の温暖化の兆しから温暖化の確信を感じるとともに、現在では対応できる技術も解決策もあり、 全人類が認識すれば改善が期待できることが再確認された続編でした。

●大阪市情報提供
      大阪市環境局 環境施策部環境施策課 担当係長  浪越 淳氏

浪越係長

 「新たな環境基本計画策定に向けた将来ビジョン、政策アイデア」の募集についての 啓発がありました。(募集期間は平成30年12月14日でした)
 また、平成31年度補助金採択に向けての最新情報として、経済産業省からの 「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金」の予定が紹介されました。 5月下旬に公募が開始されますが公募期間が1か月程度と短いので事前準備が 必要とのことでした。(問い合わせは、おおさかスマートエネルギーセンターまで)

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●第1回視察研修会
『島津製作所 本社・三条工場』
  ≪環境分析計測機器の世界トップメーカー≫

 
見学風景       集合写真

 平成30年12月5日(水)京都市中京区西ノ京桑原町にある島津製作所本社・ 三条工場の視察研修会を実施しました。(参加者42名)
 島津製作所様は明治8(1875)年創業、「科学技術で社会に貢献する」と いう社是のもと、独創的な技術の開発により社会が真に求める製品・サービスを、 優れた品質と適正な価格で適時に世界中へと提供し、事業を通じて社会に貢献されており、 分析機器、計測機器、医療機器、航空機器、産業機器など様々な分野の先端産業分野に おける次世代のモノづくりに貢献しておられます。
 環境経営の取組みを重点施策としておられ、省エネ型・省資源型の製品を 提供され、また、生物多様性の保全活動や環境活動団体への支援、学童への 環境教育活動にも力を入れておられます。
 従来から取り組まれてきたいろいろな社会活動の方向性が、SDGsに定められた目標に 一致していることなどを説明頂き、取り組みとSDGsの紐づけがよく理解できました。 環境経営を目指す中小企業においても自社の取り組みとSDGsの紐づけによりPR性の 高い経営レポートなどを発信することが可能であることが理解できました。
 また、今回は、分析計測機器を中心に主要製品がどういった分野や業界に 活用されているか(サイエンスプラザ)と、製品開発や不具合解析に必要な 品質保証を行う施設(クオリティプラザ)を見学させていただきました。
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●平成30年度第1回 セミナー
『防災(地震)に備える対策例』
〜大阪北部地震に学ぶ〜


セミナー会場

 2018年6月18日7時58分、大阪北部を震源地とする地震が発生し、大阪市北区で震度6、 都島区や東淀川区で震度5、それ以外の大阪市内でも震度4を経験しました。その時、 その日の事業所の被害の状況は、どうだったのでしょうか。また、日頃からの地震への備えは 有効だったのでしょうか。
 9月26日(水)天満橋のドーンセンターにおいて、防災のプロフェッショナルをお招きしての 講演と職場での地震対策のDVD鑑賞、実際にこの地震を経験された事業所様のお話を伺う パネルディスカッションなどで、オフィスでの防災対策を考えていただきました。(参加57名)

●講演 「オフィスの防災対策」>
 コクヨ株式会社  防災ソリューション    主任 浅村 勇一>

 大阪北部地震の被害状況を豊富な写真で紹介されたあと、震度5強で崩れ落ちるオフィス内の キャビネットの状況や液状化の被害などを動画で見せていただきました。
 地震の恐ろしさを充分に味わったあと、来るべき南海トラフ地震の被害予測も話され、 そのあとオフィスにおける防災対策では、発生前の転倒防止と避難通路の確保、発生直後の救助用具、エレベーターの 閉じ込め対策、社員の安否確認帰宅困難者の対策など、細かく具体例をお話しいただきました。
 セミナー後のアンケートでは、「とても参考になった」「自社の甘さを感じた」「重要事項として社内にて進めていきたい。」など 非常に有効なセミナーになりました。

浅村雄一氏

●DVD鑑賞
 「職場で取り組む地震対策」

 「あなたの職場は大丈夫ですか?」と問いかけ、ある職場で地震対策の必要性に気付いた従業員が、 トップの決断を促し、会社全体で対策に取り組んでいく姿をドラマ形式で描いたDVDを鑑賞しました。  「情報連絡班」「事前防備班」「応急対応班」「早期業務再開班」の4つのチームを立ち上げ、 日頃から地震への備えに務めることの大切さの説明に役立ちました。
 このDVDは、事務局までお申し込みいただければ、社内教育用に貸出可能としております。
●パネルディスカッション
 「北大阪地震での被害状況やその後の対策など」

  コーディネーター 宇田環境経営研究所 代表          宇田 吉明氏
  パネリスト  コクヨ梶@防災ソリューション事業部  主任   浅村 勇一氏
  パネリスト  田岡化学工業梶@レスポンシブル・ケア室部長   樫本 弘之氏
  パネリスト  中央精機梶@代表取締役社長           森  正雄氏
  パネリスト  大阪市危機管理室 危機管理課   担当係長   橋爪 隆幸氏

 
宇田氏  橋爪氏      浅村氏 樫本氏 森氏

 まず、淀川区の田岡化学工業蒲lの樫本様から、地震直後の工場の様子をお伺いしました。
 事前の耐震補強工事や転倒防止対策が効いて人的にも、設備的にも大きな被害はなかったとのことですが、 それでも5階に設置されたドラフトが移動し重たいものは動かないという発想が通用しないこと、 また交通マヒによる出勤不可能者や携帯電話での連絡などに課題が残るとのお話でした。

 続いて、震源地から数百mにある茨木市の中央精機鰍フ森様は、地震発生の7時58分から 社員の避難、出勤状況の確認、未出勤者の安否確認、社内被災状況の確認、片付け作業、 当日の出荷見送りと顧客への連絡、工作機械メーカーへの復旧作業の依頼、臨時休業の決定と 午前10時30分頃に至る作業を時系列にお話しいただきました。
 また、工作機械の位置ずれと精度調整に約1週間を要したこと、アンカーで固定しなかった NC旋盤のずれなど現場の写真画像を見せていただいて詳しい説明をしていただきました。

 大阪市危機管理室の橋爪様からは、6月18日を振り返って交通マヒによる市内で行き場を 失った人の群れと車の大渋滞、区役所内の混乱や職員の参集を見込んで作成したBCPが時間帯に よっては効果を失うなど課題が残ったことのお話がありました。

 その後、宇田様をコーディネーターに、先にご講演いただいたコクヨ鰍フ浅村様にも 加わっていただき、参加者からの質問を交えてディスカッションに入り、 消防署や警察との連携の有無やトランシーバーが非常に有効となること、 安否確認には携帯のSNSが素早く使えことなど、貴重な経験談を聞くことが出来ました。
 セミナー後のアンケートでも、「具体的な話が聞けて良かった」「安否確認方法を考え直す」 「重量物でも動いてしまうことがわかった」「参考になった。社内で生かしていきます」など、 好評なご意見を多数いただきました。

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●平成30年度第1回 企画委員会


企画委員会

平成30年7月9日(月)10時00分〜11時30分に本町の東芝大阪ビル会議室において 第1回企画委員会が開催されました。
冒頭に事務局から、6月28日の通常総会が無事に終了し、平成30年度の活動に 入れたことに対するお礼の言葉の後、福井企画委員長を議長として、 平成30年度のセミナー及び視察研修先についての委員会が行われました。 参加は企画委員3名様と会会長・副会長5名の大阪市様にも加わっていただきました。 塚本事務局員より前年度セミナー内容及びそのアンケート結果の報告と、セミナー及び視察研修先について提案もあり、検討の結果、本年度の活動として下記のテーマが選ばれました。
今後事務局を中心に具体的に計画を立て、皆様にご案内いたしますので、奮っての参加をお願いいたします。

セミナーのテ−マ
   ・防災(地震・洪水)に備える具体対策例
   ・地球温暖化、大阪市環境基本計画
   ・廃プラチック問題、海洋汚染
   ・これからのエネルギー
視察先のテーマ
   ・産業廃棄物リサイクル
   ・本田技研工業 鈴鹿製作所
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●通常総会・講演会・交流会

 6月28日(木)午後3時から天王寺区のホテルアウィーナ大阪において、 大阪市環境経営推進協議会の通常総会とそれに引き続いて講演会と交流会が行われました。

●通常総会
 冒頭に南会長と大阪市環境局の環境局環境施策部長の池上様よりご挨拶をいただいたあと、 総合司会の宇田吉明氏より出席会員44名、書面表決会員118名、委任状提出会員35名、計197名の出席により、 総会の有効成立が宣言されました。

 総会は提出された議案書に基づき進められ、5つの議案が審議されました。 はじめに、第1号議案「役員の改選について」は福島区、西淀川区、東淀川区の3名の理事の交代が承認されました。
 第2号議案「平成29年度事業報告」及び、第3号議案「平成29年度決算報告及び監査報告」について 事務局からの説明と、会計監事の島屋の福嶋次長様より監査報告が行われたあと、満場挙手で承認されました。
 続いて、第4号議案「平成30年度 事業計画(案)」及び、第5号議案「平成30年度収支予算」について 事務局から説明がありました。平成30年度の活動として、設立時の協議会の活動目標の4つの柱に 沿った活動を引き続いて行うほか、近年大いに話題になっているSDGsなどを事業計画に組み入れる方向性が 説明され、またその予算案が満場一致で承認されました。

 
南会長   池上部長



●講演会
「関西SDGs貢献チャレンジ」経済産業省近畿経済産業局通商部
              国際課長      橋本俊次氏

 持続可能な開発目標(SDGs)の17のゴールと169のターゲットの説明にはじまり、 日本政府が内閣に推進本部を立ち上げ、本腰を入れて国家戦略として取り組んでいること、 またこの実施の指針である「SDGsアクションプラン2018」による主要な取り組みの紹介を していただきました。
 SDGsと企業の役割について、ビジネス戦略をSDGsに適合させることによる恩恵とビジネス機会の 創設に寄与する好事例をいくつかの会社の実例で説明されました。
 また、自治体・市民団体・大学・政府機関など関西のビジネスや国際貢献を加速していくことを 目的とした「関西SDGsプラットフォーム」を設立して、ネットワークによる活動の 広がりを求めて、キックオフ会議が3月に行われており、会員の企業様の参加も期待されました。

橋本課長



◆大阪市からの報告
「大阪市の環境施策の動向について」
  環境局環境施策部環境施策課長  岡本 充史氏

 大阪市の環境施策のエコカー普及促進への取組みと生物多様性の戦略の説明を頂きました。 まず、大阪市の公用車は現在ほぼ50%がエコカーでありこれを2030年には救急車や消防車などのエコカーを 選定出来ない車種を除くすべての公用車に、また、市民や事業者への普及を図るためにEV用充電施設の拡大と 水素ステーションの規制緩和や財源対処などに取り組むことの説明を受けました。
 また大阪市が「生物多様性の恵みを感じる町」になるべく、小学校などでの教育や自然空間の 保全などにとりくんでいく施策を紹介されました。 最後に2019年には「大阪市環境基本計画」の改定が控えており、 世界や国の目標となったSDGsを取り込んだ施策つくりをめざしているとのお話もしていただきました。

岡本課長



◆交流会
 総会と講演会の後、午後5時30分から会場を移して会員相互の情報交換と 親睦会をかねた交流会を催しました。金子副会長の挨拶と乾杯の音頭で始まり、 名刺の交換や情報交換に和やかなひとときを過ごしました。
 総会の直前の6月18日に大阪北部で大きな地震があり、被害も多くニュースになったことから、 交流会の中で、当時の会社の被害状況などを発表していただく場を設け、 田岡化学工業様・大阪警察病院様・アジア太平洋トレードセンター様などからお話を伺いました。 最後に辻副会長の中締め挨拶で、閉会を迎えることが出来ました。

交流会風景

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●平成30年度第1回理事会


理事会

 本年度の第1回理事会が5月9日(水)午前10時からドーンセンター会議室で行われました。
 南会長と大阪市環境施策部環境施策課の浪越係長の挨拶の後、6月開催予定の総会案内と、 そのときに提出される予定の議案として「理事の選出について」「平成29年度事業報告と会計決算報告」 「平成30年度事業活動(案)と予算(案)」の説明があり、質疑応答の後、全議案が承認されました。

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