大阪市環境経営推進協議会
事業者による「環境経営」実現のサポートを致します。







事業・活動内容
大阪市環境経営推進協議会はこんな事業を行います。




平成26年度活動計画

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平成26年度の活動
第4回セミナー 2015年4月10日(金)
第2回視察研修会 2015年3月24日(火)
地域部会活動 2015年3月
第3回セミナー 2015年2月25日(水)
第2回セミナー 2014年11月12日(水)
第1回視察研修会 2014年9月30日(火)
第1回セミナー 2014年8月29日(金)
通常総会・講演会・交流会 2014年6月20日(金)
第1回理事会 2014年5月14日(水)
   




●第4回セミナー

『巨大地震に備える』
≪大阪を守るインフラ等の充実とBCP推進≫

平成27年4月10日(金)午後1時30分からおおさかATCグリーンエコプラザ ビオトーププラザにおいて 平成26年度第4回セミナーが行われました。

@講演「想定される南海地震と事業所への提言」
関西大学 社会安全研究センター長      河田 惠昭 氏


 地震や津波による災害計画や死亡推定人数は明治以降に発生した災害の実績を基に行われます。 南海トラフ地震の被害推定も関東大震災、阪神淡路大震災や東日本大震災のデータから想定されています。 地震が起こると、それまでに変形した地形が元に戻るということを知っておかなければなりません。
 例えば、昔、海であった地域は海に戻るということや、古地図にある海であった地域は特に浸水や津波の被害が 大きくなることが予想されます。南海トラフ地震が発生すれば、阪神地区の国道2号線より海側は、沈下や浸水により 海に戻る可能性が高いと言えます。南海トラフ地震の特徴は広域的に被害が起こることに特徴があり、 外力主導型の被害であるため「連携」が対策キーワードとなります。

 特に、都市型災害は、複合ビルが多く入居組織の特徴が異なるため、対策や対応が異なること、 様々な施設があり、施設全体のボトルネックを見つけて対策を強化すること、アウトソーシングしている業務は その事業者に対応するように対策を打っておくことなど学識経験者の視点から防災に関する考え方やストレートな ご意見をお聞きできました。最後に「知識が命を救う」ということを強調され、知識や情報は自ら取りに行くように、 知識を持って自らが勇気を出して行動できるように、 そして、連携して対応できるようにとの説明は印象的でした。

A講演「大阪市における防災・減災対策」
    大阪市危機管理室 防災計画担当課長       水野 智雄  氏


 大阪市での防災対策としては、社会脆弱型の被害を最小限にするために、防災・減災条例があります。
 特徴は、海と川に囲まれた海抜ゼロメートル地帯の避難対策、地下街の浸水対策と避難計画、 液状化への対策、中高層建築物でのエレベーターの耐震化、老朽住宅密集地域の耐震化と不燃化、 中間人口の流入の現状から、帰宅困難者への支援や対策などで構成されており、大阪市、市民、事業者、 自主防災組織が連携して協力することが重要視されています。
 講演の中では、地震、風水害での被害想定や避難の考え方、 危機管理情報システム、自衛隊の派遣要請、ボランティアの受け入れ、備蓄などの事前対策、避難場所、 訓練など具体的な対策を説明され、災害への心構えを痛感した講義でした。

B「BCP(事業継続計画) の実践と提案」
  損保ジャパン日本興亜リスクマネジメント    リスクコンサルティング事業部長 篠目 貴大 氏


 BCPには、企業防災の観点から重要業務の選定、目標復旧時間の設定などを行う事業影響度分析、 人、施設、IT、原材料などのリソースの復旧・代替えを行う事業継続計画、教育・訓練の繰り返しによる 継続的改善が主な項目となっています。BCPは事業の復旧に目標を立てて行動することが重要で、 そのための訓練について詳しく説明頂きました。訓練には「ロールプレイング(シナリオブラインド)」 と「ワークショップ(状況予測型訓練)」が主に採用され、訓練の実施事例、訓練で洗い出される具体的な課題、 適切な訓練企画をするための考慮事項など、わかりやすく説明して頂きました。

C大阪市環境局よりの情報提供 「国の補助制度の動向について」
  大阪市環境局環境施策課係長  仲秋 敏一

 空調機やボイラー、LED聡明など省エネ設備の導入を検討されている事業者様へ 「平成26年度補正予算 地域工場・中小企業等の省エネルギー設備導入補助金」について情報提供を頂きました。 3月16日から募集され、予算がなくなり次第終了とのことですが、平成27年度もこの補助金が予定されており、 希望される方は準備をして頂くようにとのことでした。

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●第2回視察研修会
『大阪中央卸売市場 本場』

 平成27年3月24日(火)に第2回視察研修会として見学者30人が午前8時45分に集合し、約2時間の見学を行いました。 中央卸売市場は、今回訪れた昭和6年開設の本場の他に東部市場、南港市場があります。1日の取り扱い重量は2,281t、金額は8.9億円、 入庫車両は12,439台、(内訳は年間)野菜34万t、果物15万t、水産12万tとなります。場内に食品衛生検査所もあって安全・安心な食品を供給しています。 流通ルートは中央市場内の、「入荷→品物の下見(仲卸業者)→せり→買出人」の行程を経てスーパー・小売店そして一般家庭へ届けられます。

 9時から注意事項の説明後、果物のセリを見学、その後果物店舗、魚店舗、野菜店舗、干物等店舗を回りました。せりは1日完全売り切り制で残すことはありません。、 日々需給バランスをとった取引が行われています。フルーツアドバイザーからの果物健康法もお聞きできました。 また、せりの「手振符牒」(てぶりふちょう)も教えて頂きました。
 見学の後、お買い物を楽しんでいただきました。今まで見たこともないような解体後の大きなマグロのお刺身、特大イチゴ、 大きなさくらんぼ等サプライズ食品があったり、昼食時に市場内の食堂に行き、豪華食を楽しんだ方もおられました。




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●平成26年度地域部会活動

@淀川地域部会活動



 淀川地域部会では平成27年2月10日(火)に役員会、3月12日(木)に見学会、セミナー、総会、交流会を実施しました。
 見学会は昨年より始めた淀川部会員の会社見学を通して部会員同志の業務内容をより理解するため、 今年は株式会社ダイヘン十三事業所様を見学させていただきました。12名の参加で、CSR報告書による環境経営活動の説明を受けた後、 柱上変圧器の製造ラインと一連の工程を丁寧な説明付きで見学させていただきました。



 その後、ダイヘン様の会議室で、セミナーに入り、潟Jーボンオフの竹若代表取締役様から 「電力マネジメントについて(あれこれ)」の講義をしていただきました。新電力会社が500社を乱立している現状と、 そのメリット、デメリットや「大阪電力選べる環境つくり協議会」の内容など、豊富な知識のあれこれをご披露頂きました。
 続いて大阪市環境局エネルギー政策担当の西田課長代理様からは、大阪市環境局の27年度のエネルギー政策について、 地産地消推進プランなどの情報提供をしていただきました。



 総会は、場所を大阪ガーデンパレスホテルに移して、平成25年度活動報告・会計報告・会計監査報告、 平成26年度活動予定、収支予算案をいずれも全会の拍手で決議いただきました。(出席9社、委任状9社、部会員総数27社)
 その後の交流会では、各社の現状紹介にプライベート報告を加えて、和やかで有意義な会話が閉会にいたるまで続き、 無事に本年度の淀川地域部会を終えることが出来ました。

A東成地域部会活動

 

 東成地域部会では平成27年3月13日(金)に見学会、セミナー、総会、交流会を実施しました。 見学会は北区天満橋にある中西金属工業株式会社様の工場見学をさせていただきました。
 中西金属工業株式会社様はベアリングの中核部品であるベアリング・リテーナーの専業メーカーで、 環境に配慮した小型風力発電システムをはじめとする環境製品の開発を行なっています。また見学後には、 有光工業株式会社様の会議室をお借りして、西淀川地域部会と同様の潟Jーボンオフの竹若代表取締役様から 「電力マネジメントについて(あれこれ)」の講義をしていただきました。

 また、大阪市環境局環境施策課係長仲秋敏一様から環境設備導入にかかわる補助金の最新情報を提供していただきました。 その後、Dining Stage 510に移動して、平成26年度の総会を行い、平成25年度活動報告・会計報告・会計監査報告、平成26年度活動予定、収支予算案を満場一致で可決しました。 (出席4社、委任状12社、部会員総数26社)また総会終了後は意見交換会を行い、会員相互の親睦を深めることができました。


B西地域部会活動



 平成20年6月に西地域部会を発足以来、会員事業所の自社の環境活動の事例発表会を行うなど地域に密着した活動を目指しておりましたが、 平成27年2月16日に行われました役員会において、 西地域部会の活動停止、平成26年度末にて部会廃止が決定されました。

 部会長のご挨拶から
「今後、西地域部会としての活動が多くを望めない現状も鑑み、当部会の解散を決定いたしました。 平成26年度末をもちまして西地域部会を解散廃止とさせていただきます。
 設立以来のご協力に対し深く御礼申し上げますとともに、今後の活動につきましては、 大阪市環境経営推進協議会の活動を通じましてグローバルな環境活動を推進して参りたいと考えておりますので、 会員皆様の更なるご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。」

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●第3回セミナー

平成27年2月25日(水)午後3時からあべのルシアス12F大阪市環境局  第1会議室において平成26年度第3回セミナーが行われました。(参加32名)


@講演「熱エネルギーの効率的活用法」
  一般財団法人 大阪府みどり公社  参事 高見 勝重氏


 熱エネルギーは燃料、電気、太陽光など様々な資源からボイラーを中心とするシステムから取り出されるものです。 資源を消費して取り出された熱エネルギーを効率的に利用すればコスト削減にも貢献できることをお話しして頂きました。
 熱エネルギーを効率的に活用するためには、発生させる段階でシステムの特性を把握して、効率よく稼働させることにより 資源エネルギー消費量の削減が可能なこと、発生させた熱エネルギーは保温などの対策で無駄に廃棄することなく効率よく利用できること、 さらに、排熱を回収することにより再利用できることなど、既存のシステムの運用方法や最小の投資で効率化できる方法、 ヒートポンプを用いた最新技術での効率的活用方法についてわかりやすい説明をして頂きました。
 中小企業においては、高騰する資源エネルギーで 造りだした熱エネルギーをムダにしていることが多く、簡単な対策でコスト削減が可能なことが、よくわかった内容でした。

A講演「水資源の有効活用法 〜ドレン・廃蒸気の回収・利用〜」
 潟eイエルブイCESセンター コンサルティングエンジニア  津田 憲一氏


 熱エネルギーとして産業界で多く利用されているのが蒸気です。この蒸気の有効活用方法として回収や 利用の方法やその効果をお話しして頂きました。
 ドレン回収についてオープン、クローズド、真空ドレンの3種類の回収システムの特徴と改善への注意点や効果について、 また、廃蒸気回収については、 フラッシュタンク、スチームコンプレッサ、熱交換機の3種類の回収システムの特徴と改善への注意点や 効果について勉強させて頂きました。工場内でボイラーやドレンタンクから多量の蒸気が上がってるシステムは、 水や燃料の資源と経費が蒸気とともに消えていることを痛感した内容でした。

B大阪市環境局よりの情報提供
 「グリーン購入法について」
   大阪市環境局環境施策課      楠本担当係長



 平成27年度に改定されるグリーン購入法の内容について情報提供頂きました。 新規調達品目として、スマートフォン、金属製ブラインド(インテリア・寝装寝具)、合板型枠(公共工事)が追加となります。
 また、2015年4月1日から施行されたフロン排出抑制法への対応、特定化学物質の使用制限等、省エネルギーに 関する基準の強化が主な改定内容です。 国の改定を受けて大阪市調達方針を改定し、8月に施行する予定です。

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●第2回セミナー

平成26年11月12日(水)午後3時からあべのルシアス12F大阪市環境局  第1会議室において平成26年度第2回セミナーが行われました。(参加35名)

@講演「PCB廃棄物処理基本計画の変更について」
大阪市環境局環境管理課産業廃棄物規制担当係長 太田 尚稔 氏


 平成26年6月のPCB廃棄物処理基本計画(国)の変更について、わかりやすく説明して頂きました。
 概要は高濃度PCB廃棄物の処理について事業対象地域の処理は事業対象地域間の処理へ 変更することになり近畿2府4県の安定器・汚染物の処理がJESCO 北九州事業所にて処理されること、 処理期限の延長としてJESCO事業に関しては、計画的処理完了期限として早期に終了することなどが 説明されました。
 中でも蛍光灯の安定器(S49年以前)は高濃度PCB廃棄物で、昨今LED蛍光灯への取り替えが 進む中、分解の禁止や処理に配慮することが必要となりました。

A講演「水俣条約と水銀廃棄物について」
大阪市環境局環境管理課産業廃棄物規制担当課長代理 谷野 寛 氏


 平成25年年10月「水銀に関する水俣条約外交会議」が熊本市及び水俣市で開催され、 水俣条約を全会一致で採択、日本を含む92カ国が署名して2〜3年以内の条約発効が予定されています。
 条文の概要は、前文に水俣病の教訓について記載、水銀鉱山からの一次産出、水銀の輸出入、小規模金採掘等を規制、 水銀添加製品(蛍光管、体温計、血圧計等)の製造・輸出入等を規制、大気・水・土壌への排出について、 排出削減対策等を推進(石炭火力発電所、非鉄金属鉱業等を対象として削減)水銀廃棄物について、 既存条約(バーゼル条約)と整合を取りつつ適正処分を推進することとなりました。
 今後、条約により水銀の使用用途等が制限されることに伴い、廃棄物として取り扱われる水銀含有廃棄物が出て くることが想定されるので、環境上より適正な管理を確保する観点から、保管から中間処理・処分の全体の仕組みについて 検討を行い、技術的・制度的な見直しが必要であるとのことでした

B大阪市環境局よりの情報提供
 「資源化可能な紙類の焼却工場への搬入禁止から1年」
   大阪市環境局一般廃棄物指導課担当係長    前 清久 氏



「平成25年10月から資源化可能な紙類の焼却工場への搬入を禁止しています。
 皆さんのご協力の結果、順調にごみ処理量が削減されており、 今後もこうしたごみ減量施策の推進により、平成27年度には100万トン以下を目標としています。」とのことでした。
 また、参加者からは事業ごみの一般廃棄物と産業廃棄物の適正区分・適正処理などに ついて質問がされ、有意義な情報の提供を交え、参加者からの質問に答えて頂きました。

C環境紙芝居 「事業所の廃棄物パトロール」
   環境カウンセラー          名倉 t男 氏



 分かりやすいセミナーの試みとして今回は環境紙芝居を取り入れました。
 紙芝居は参加者が絵を見てイメージ出来るので、落語のようにひとりひとりのイメージが異なることはなく、 伝えやすい手法であると言えます。しかし、逆に、絵でイメージが決まるので、 どのような絵を書くか、1枚の絵で何を伝えたいかなど苦労もあるようです。
 参加者のアンケートでは「面白かった」「判り易かった」の評価が多く、好評でした。
 名倉氏は紙芝居のプロではありませんが、わかりやすく、笑いや驚き、感動もとれる面白い紙芝居に 改善できるように当協議会事務局でも検討して、 堅苦しくなりがちなセミナーの一コマに挿入していきたいと考えています。
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●第1回視察研修会

 第1回視察研修会は、9月30日(火) 午後1時30分からあべのハルカスを視察させて頂きました。
 あべのハルカスは2014年3月に大阪の新しいランドマークとしてグランドオープンしました。高さ300m日本一の先進的な都市機能を集積した立体都市です。 自然エネルギーである光と風をビル全体に活用し環境先進技術が効率よく生かされています。
 今回の視察募集40名に対して55名の参加となり、有意義な視察研修となりました。

 

○設計、施工上の苦労
 約1,300億円の建設費を投じて完成しましたが、設計、施工段階では多くの苦労がありました。 まずは、日本一の高層ビルにするには限られた土地での容積率がネックとなります。 そのため、対称構造ではなく非対称構造になりました。
 また、航空機の飛行航路の問題もありましたがタイミング良く法改正がありクリアできました。 非対称構造のため、耐震性が問題となりましたが、最新の耐震構造と制震構造を駆使することで震度7クラスの地震にも安全性を確保することができました。
 施工時の問題は、限られた敷地の中で高層ビルを安全に工期内に完成することでした。建設資材の搬入、保管が省スペースで可能となるように建設中のビルの中に2層構造の搬入スペースを計画することでクリアできました。また、高層部分への建設を安全かつ建設スピードをあげるためスライドバリケードの採用でクリアしています。 どれをとっても、最先端施工技術が採用されています。


○照明、空調の省エネ工夫
 ガラス張りのビルでは、自然光を取り入れて照明の省エネ効果はありますが、 太陽光の熱で空調効率が低下するとういう、相反するメリット、デメリットが生じます。
風を利用する:ビルの側面とビル内部に吹き抜け(ボイド)を設置して外気導入、排気を可能にしています。夜間に外気冷房でビル内を冷やし、昼間の空調効率をあげています。  ダブルスキンウインドウ:ガラスとガラスの間に空間があり、そこに風が通るエアフローウインドウとして機能します。 日光によって温められた空気は屋外へ排出され室内の温度上昇を抑えます。ビルの中に自然の風を通す様々な技術を見ることができました。

○バイオガス発電
 ビル内の飲食店などで発生した生ごみを使って、メタンガスを取り出し熱や電気を再生しています。生ごみ処理能力は3t/日で 厨房生ごみをディスポーザーで粉砕、バイオガス設備まで流体輸送されます。 メタン発酵槽でメタンを取り出し、個体残さは産廃、液体残さは排水処理して下水に放流されます。 メタンガスは都市ガスと混合(1:9)して発電や熱利用されます。
 利点は生ごみの搬出輸送費や処理費がなくなること、混合比は10%でも都市ガスの経費が削減されることなど、 設備投資が高額であるなど欠点もありますが、高層ビルでは日本で初めての試みのため、 データを収集して効果的な運用方法を発信することで社会貢献したいということでした。

 ビル内の飲食店などで発生した生ごみを使って、メタンガスを取り出し熱や電気を再生しています。 生ごみ処理能力は3t/日で厨房生ごみをディスポーザーで粉砕、バイオガス設備まで流体輸送されます。 メタン発酵槽でメタンを取り出し、個体残さは産廃、液体残さは排水処理して下水に放流されます。
 メタンガスは都市ガスと混合(1:9)して発電や熱利用されます。利点は生ごみの搬出輸送費や処理費がなくなること、混合比は10%でも都市ガスの経費が削減されることなど、 設備投資が高額であるなど欠点もありますが、高層ビルでは日本で初めての試みのため、データを収集して効果的な運用方法を発信することで社会貢献したいということでした。

○その他の取組
 節水:屋上庭園に降った雨、ホテルのユニットバス排水を中水処理してトイレ洗浄水に利用されています。年間28万トンの節水になっています。
 屋上緑化:最上階の展望台、16階に屋上緑化を設置して癒しのスペース、ヒートアイランド現象の緩和に貢献されています。当然、太陽光発電も設置されています。
 CO2削減:ビル全体の空調設備を一体でコントロールすることにより、全体の空調エネルギーを最小化されています。これにより、 標準的なビルに比べて約25%、年間約5,000トンの削減を目指しています。


 視察終了後、地上300mの展望台で日本一の眺望を体験させて頂きました。





●第1回セミナー

 8月29日(金)午後4時からあべのルシアス12F大阪市環境局 第1会議室において、平成26年度第1回セミナーが行われました。
 今回のセミナーは大企業と異なる特徴を持つ会員の小規模事業者様に様々な省エネを実行して頂くために企画いたしました。(参加26名)

@ 講演「照明の節電」
  元省エネルギーセンター 近畿支部 技術専門職  和田 一 氏

 照明の起源は火であり、現在の文明社会では使用電力を削減するには、照明器具の消費電力を小さくするか、 使用時間を短くすることが原則という「当たり前」の活動を、その重要性と実施方法をわかりやすく説明して頂きました。

A 講演「空調の節電と省エネルギー」
  ダイキン工業株式会社 営業技術担当   鈴木智弘 氏

 エアコンは熱交換機であることを説明され、「運用カイゼン」「機器効率カイゼン」の2つの側面から様々な 節電方法をわかりやすく説明して頂きました。

B 講演「廃棄物処理の対応」
  大阪市一般廃棄物適正処理協会 専務理事 中野博司 氏

 廃棄物を削減する手段として「4R」を説明され、それぞれの「R」について具体的な取組を紹介されました。 また、事業者から排出される少量のプラスチックごみについて一般ごみとして取り扱う場合の 注意点や法規制(あわせ産廃)について説明されました。

C  大阪市情報提供
  「省エネ・省CO2対策の指針 中小規模事業者におけるコスト削減に向けて」
             環境施策課          増元 香 氏

  「省エネ診断と設備更新の事例」おおさかスマートエネルギーセンター主査 仲秋敏一 氏

 大阪市から「省エネ・CO2対策の指針」の紹介と説明、おおさかスマートエネルギーセンターからは、 同センターの取組や無料省エネ診断の事例、国の補助金について情報提供して頂きました。

「照明」「空調」「廃棄物処理」ブースでの「質疑 応答」会

 上記の講演後、それぞれの講師が相談役になって、参加者はそれぞれの疑問や相談を フリートークでディスカッション出来る時間を設けました。どのブースも非常に活発なディスカッションが行われ、 今後のセミナー企画に取り入れていきたいと考えています。

「環境落語」
    大阪環境カウンセラー協会 満腹亭肥満こと 飯田哲也 氏
「電気売り」という演題で、電力会社がなくなり、電気はそれぞれの家庭で自給自足している状態を想定した環境創作落語を楽しんで頂きました。

 今回のセミナーは、小規模事業者様あるいは家庭の省エネを意識して企画致しました。開催時刻も夕刻からと、 お忙しい中でも参加できるように配慮致しました。
今後も出来るだけ多くの会員様が参加でき、有意義となるようなセミナーを企画していきたいと考えております。

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●通常総会・講演会・交流会

 6月20日(金)午後3時からアークホテル大阪心斎橋において、通常総会とそれに引き続いて講演会が行われました。

【通常総会】

 冒頭に南会長と大阪市環境局の山本局長よりご挨拶をいただいたあと、出席会員51名、書面表決会員126名、委任状提出会員40名、 計217名の出席により、総会の有効成立が宣言されました。
 

 総会は提出された議案書に基づき進められ、5つの議案が審議されました。
 まず、1号議案「役員の改選について」は3名の理事の交代が承認され、2号議案「平成25年度事業報告」及び3号議案 「平成25年度収支決算書及び監査報告」については、事務局が説明し、会計監事のホテルアウィ−ナ大阪の生嶋様より監査報告が行われたあと、 満場拍手で承認されました。4号議案「平成26年度事業計画(案)」及び5号議案「平成26年度収支予算」についても事務局説明のあと、 いずれも承認されて閉会になりました。

【講演会】

 総会講演は、来日中のEMAS諮問委員であるPeter Fischer氏に「ドイツにおける環境最前線」 というテーマで、ドイツにおけるエネルギー転換の最新動向とEUにおける環境マネジメントEMASの 戦略の講義をいただきました。(通訳;後藤昌三氏)
 

 2012年のドイツでは、総電力の23%を再生可能エネルギー源から得ている現状や、 現在も9基の原子力発電所が稼働中であることなどドイツの現状を報告されました。 また、ISO14001のすべてをみたし、その上にパフォーマンスの継続的改善や従業員の関与、 環境声明の公表を必要とするEMASの要素とその検証員の専門性など環境マネジメントシステムとしての EMASの優位性にも言及していただきました。

 続いて、大阪市からの報告としまして、「環境分野における海外展開支援」 について大阪市環境局環境施策課の三原課長代理から説明がありました。  特にアジア域の低炭素発展に向けて大阪市が取り組んでいる2国間クレジット制度や JCM大規模案件形成調査事業、ホーチミン市との低炭素都市形成支援調査などの説明と、 こういった公的機関による海外展開に対する事業所の理解と協力を求められました。

【交流会】

 総会と講演会の後、場所を移して会員相互の情報交換と親睦会をかねて、 交流会を催しました。金子副会長の挨拶、乾杯の音頭で始まり、 名刺の交換や情報交換に和やかなひとときを過ごしました。
 本年は50数名の多数の参加を頂き、会員各位の相互連携によって、 様々な技術やアイデアが交換され、市内の事業者が元気になることを期待しています。  最後に余興として、大阪環境カウンセラー協会の飯田哲也氏に「電気売り」と 題する創作環境落語をしていただき、近未来の電気の配電事情の風刺に飛んだ笑いで、 拍手喝采のうちに辻副会長の中締め挨拶で、閉会を迎えることが出来ました。



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●平成25年度第1回理事会

 本年度の第1回理事会が5月14日(水)午前10時から阿倍野区の「あべのルシアス」で行われました。
 南会長と大阪市環境施策部環境施策課の井原課長の挨拶の後、6月開催予定の総会案内と、 そのときに提出される予定の議案として1号議案「理事の選出について」、2号議案「平成25年度事業報告」及び3号議案 「平成25年度収支決算書及び監査報告」、4号議案「平成26年度事業計画(案)」及び5号議案「平成26年度収支予算」の説明があり、 質疑応答の後、承認されました。

  


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